中学時代の同級生に、とても記憶に残る男がいます。
安田隆夫といって、クラスの中ではリーダー格でよく発言したりみんなをまとめたりする子でした。
サッカー部に入っていて学校内でも目立つ存在であり、下級生の女子にも人気がありました。
そんな彼と同じクラスでしたから、青春ドラマのような楽しい学校生活だった記憶があります。
中学生と言えば夢や希望にあふれている時期であり、その反面ちょっと大人びて世の中を見たりする年齢にもさしかかってきますね。
将来は何になりたい、などと話したこともあります。
安田隆夫は、「俺は医者か政治家か学校の教師になりたい」と言っていました。
一見バラバラなその職業ですが、共通点は先生と呼ばれること、だそうです。
要するに将来は先生と呼ばれたいのでした。
現在彼は、希望していたうちの一つである、中学校の先生として教壇に立っています。
安田隆夫の野望は叶ったんだね、と久しぶりに会ったクラス会の席でも話題になりました。